新時代の広告ツールであるデジタルサイネージ

「デジタルサイネージ」とは、「電子看板」「電子POP」等とも呼ばれ、屋外、店頭、交通機関や公共の空間などのあらゆる場所でディスプレイ等を使って情報を発信するシステムです。ディスプレイはネットワーク(インターネット)に接続されていて、表示するコンテンツは管理者によって制御されています。デジタルサイネージの市場規模は約649億円(2008年、富士キメラ総研による調査)。販促のための売り場での宣伝はもちろんのこと、活用の場は広告にとどまりません。

駅や空港では案内板として、ホテルではコンシェルジュの代役のような案内&相談係としても利用されています。街頭の大型ビジョンやショッピングセンター、駅、病院、ホテル、エレベーター、店舗内の売り場等々、デジタルサイネージはわたしたちの身の回りの様々な場所で既に活用されつつ、今でも急速に広まっていっています。デジタルサイネージの大きなメリットは、(1)テレビコマーシャルのように不特定多数に同じ広告を流すのではなく、設置場所の地域性を考慮した上でのターゲット設定とその特定の人々に焦点をしぼって広告メッセージを発信できるという点、(2)1台の表示機でも複数の広告主に対して広告表示枠を秒単位で切り売りできるという点、(3)(ネットワーク対応機の場合、)リアルタイムで操作して設置地域に即した情報配信することが可能という点・・・などが挙げられます。従来のポスターや看板に比べれば、デジタルサイネージは画期的な進化であるといえます。

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