映像を流して情報を発信することに長けているデジタルサイネージは、いろんな活用方法があります。看板の設置が難しい場所に置き宣伝をするだけでなく案内標識としても活躍しますし、トラブルが起きた際の避難誘導、防災情報の発信に活用できたりもします。病院や職場、学校などにおいては、注意事項やお知らせなどを繰り返し表示することで周知し徹底させることにも役立つ装置です。ポスターや看板と違って、表示内容が変わるごとに製作し直す手間がかかりません。
流す映像の設定はデジタルサイネージのタイプによって違います。USBメモリーやSDカードに映像を入れて、それを差し込むと流れるタイプと、ネット動画やクラウド上にアップした映像を流すタイプなどです。案内したいことが複数あったり、頻繁に差し替えが必要だったりする場合にはクラウドを利用できるタイプの方が設定しやすいです。静止画も映すことができますが、動画のほうが人の目に留まりやすくて宣伝効果が高まります。
タッチパネル型で、より消費者が求める情報を得られるデジタルサイネージを導入すると、購入や契約などその後の行動につながりやすいです。導入するときには、どれくらいのサイズにするか検討が必要で、デジタルサイネージの設置場所をあらかじめ決めておく必要性があります。見えにくくなったり、目立たなかったりする場所に設置しても意味がありません。床置きや壁面、吊り下げなどいろいろな設置方法をうまく活用しましょう。