デジタルサイネージの活用について

デジタルサイネージとは、ディスプレイなど電子的な表示機器を用いて情報を発信するメディアの総称です。いわゆる電子掲示板のことで、公共交通機関や公共施設、店頭などあらゆる場所で目にする機会があります。駅や空港での案内板であったり、ショッピングモールでのイベント情報を流す広告であったりと、その用途は実にさまざまです。最近では、ホテルのコンシェルジュのような案内ツールとしても使われています。

2017年の矢野経済研究所の調査によると、デジタルサイネージの市場規模は約1、487億円にも上るそうです。それほどまでに注目されているのには、理由があります。単なる広告や情報発信だけでは留まらず、エンターテインメントの場にも広がっているのです。たとえば、プロジェクションマッピングを使ったアトラクションやアート作品に利用されることもあり、人々を感動させる一つのツールにもなっています。

そんな活用法も多種多様なデジタルサイネージ。そのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。デジタルサイネージは、看板やポスターとは異なり、臨機応変に表示内容を変えたり、動画を流したりすることができるといった特徴があります。その他にも、明るい画面が暗い場所でも目立ったり、遠い位置からでも見えたりするので、夜の屋外でも活躍できるというメリットがあります。

また、ポスターなどの紙媒体とは異なり印刷したり張ったりする手間が要らないという点もあり、時間や印刷費用の削減にも繋がります。少しずつ活用法が開拓されているデジタルサイネージ。今後もさらに活躍の場を広げていくことでしょう。

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